自己効力感
物事を成し遂げるにはそのための能力や努力が必要なのはもちろんですが、
「根拠のない自信」というのも意外と効き目があったりします。
アメリカの心理学者バンデューラは、
どんな状況であっても自分は結果を出せるという、
自分に対する有能感や信頼感のことを「自己効力感」と名付けています。
実際、成功を収めている人は自己効力感の強い場合が多い傾向があります。
何かを成し遂げようとして行動するときには、
「結果予期」(このように行動すれば、このような結果が出るという予測)と
「効力予期」(このような結果を出すために、
自分にはふさわしい行動ができるという確信)が必要です。
自己効力感は、効力予期の強さを示します。
自己効力感が強ければ、それだけモチベーションも高くなり、
結果に結びつきやすくなるのです。
自分を「やればできる子だから!」と思い込むのも、アリというわけです。