ヤーキーズ・ドットソンの法則
面接やプレゼンといった重要な場面で極端に緊張してしまい、
頭が真っ白になってしどろもどろになってしまったり・・・・・・
という経験は誰にでもあるでしょう。
人間は、他人に対して自分をよく見せようと思えば思うほどプレッシャーを感じ、
緊張してしまうものです。
しかし、
緊張がすべて悪いというわけではありません。
何かを成し遂げるには、
適度な緊張感はむしろあったほうが良いということがわかっているのです。
心理学者のR・ヤーキーズとJ・D・ドットソンがネズミを用いた実験で発見した
「ヤーキーズ・ドットソンの法則」では、
緊張が弱すぎても強すぎても成果は下がってしまうとされています。
ストレスや緊張が強すぎれば萎縮して実力が発揮できず、
逆に弱すぎればやる気が十分に出ません。
また、慣れていることをするときには緊張やプレッシャーがやや強めのほうが、
慣れないことをするときは緊張が弱いほうがうまくいくといわれます。